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Didrick Medical JAPAN LLC
Didrick Medical社のX-Finger®は、手指領域の義指としては随意運動をデバイスへ伝えることのできる世界で初の可動式義指です。2007年よりアメリカ国内での需要が高まり、製品本体は国際規格CEやアメリカ国内の医療器具規格に合格し登録され、同年、イギリス、ドイツをはじめ、オーストラリアにて技術提供が開始されました。現在アメリカ国内では年間120症例以上の需要があり、その90%以上の使用者が不具合なくX-Finger®を使用しています。
愛和義肢製作所は日本国内需要に最適に対応するために2015年11月にディ・エム・ジャパン合同会社(Didrick Medical JAPAN LLC)立ち上げに加わり、正規製造元となりました。製造・開発の拠点を日本国内に全面的に移行することで、製造開発に直接加わることができ、様々な問題点を迅速に改善し、ご使用者の皆様により適合性を高めたご提案ができるよう準備を整えています。
スマートフォンやタブレット等、静電容量式タッチパネルの操作は従来の義手では行うことが難しく、実用化が待ち望まれていた課題として、様々な角度から研究開発が進められてきました。X-Finger®の操作性は自指の随意運動を直接、デバイスへ伝達する構造の為、スマートフォンやタブレット操作、画面スクロールやクリック、示指・中指による拡大縮小等、一連の操作を直感的に行うことが可能です。
愛和義肢製作所ではX-Finger®を直接、製造しているためご要望に合わせた柔軟な対応が可能です。サイズ変更や特注の設計、トータルデザインに至るまで、ニーズに合わせた製造を行うことも可能です。あったらいいなをかたちにします。
お問い合わせからご予約まで
0120-156-815
メール、もしくは電話にてお問い合わせ頂き、ご来社の日程をご相談ください。専門コーディネーターが内容を確認し、今後の流れをご説明いたします。当社は完全予約制のため最短にて対応可能な日程をご案内させえて頂きます。些細なことでもお気遣いなくお問い合わせ下さい。
※X-Finger®製品では患部の長さや指の可動域等により、X-Finger®の使用ができない場合がございます。現状をご相談頂き、X-Finger®の製作が可能かどうか判断していきます。
1回目のご来社
ご相談から採型まで
ご本人様からどのような使用用途・使用環境等を予定しているかなど、皆様のご要望ご意見より、専門技術スタッフがお伺いいたします。その上でX-Finger®を装着することで、どのような動作が可能になるか等を実際のX-Finger®サンプルを使用しながらご説明いたします。X-Finger®製作の方向性を確認していただき、患部や健側指の型取りや採寸、写真撮影等を行い、X-Finger®製作に必要な情報を集積します。
2回目のご来社
仮合わせを行い皆様のご意見を頂戴します
仮に組み立てられたX-Finger®を実際に装着していただき、フィット感や動作確認を行います。皆さまにもイメージを実感してもらいながら、多くのご意見を頂戴し完成品製作へと移ります。従来の部品寸法では対応できないパーツ類も、製造元ゆえの利を生かし準備することが可能です。
3回目のご来社
納品からアフターケアまで
実際にX-Finger®を装着して頂き、動作確認後、微調整を加えます。取り扱い方法や装着の方法等をご説明し、納品となります。納品後にもお気づきの点などございましたら、お伝えいただいております。実際にご使用いただきながら、よりよくご使用いただけるお手伝いを継続いたします。
Q.装着可能かどうか教えてください
A.お写真を拝見させてください。
温存している指の長さにより、装着が出来ない場合もあります。X-Finger®自体が入るスペースが必要です。最適な長さは第二関節~指の根元の関節の2/3程度の長さが残っている場合、X-Finger®自体のスペースを確保でき、動作もスムースに行えます。
Q.相談のみでも大丈夫ですか
A.お電話、メール、ご来社でのご相談、いずれも無料で受け付けています。
お電話、メールによるお問い合わせ・ご相談は随時受け付けています。
ご来社の場合は、事前にご予約ください。
はじめてエピテーゼやプロテーゼといった製品をご使用になる場合には、時間をかけてじっくり検討してみることが大切です。
また、ご家族のご相談、友人の方のご相談等、ご本人以外の方のご相談も同様に対応いたします。